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Salesforce Sales CloudとHubSpot Sales HubとZoho CRMの違いを比較|製品範囲と運用規模で選ぶ

読む目安 約5分 更新日 2026-07-22 Salesforce Sales Cloud HubSpot Sales Hub Zoho CRM

Salesforce Sales Cloud、HubSpot Sales Hub、Zoho CRMは、いずれも顧客と商談、営業活動をひとつの場所で管理するためのCRM(顧客との関係を記録・管理する仕組み)です。違いが出るのは、データの持ち方、自動化や分析をどこまで広げるか、そして設定と権限をどの粒度で管理するかの3点です。

結論を先に

3製品とも、見込み客から商談、日々の活動までを追えます。選択の分かれ目になるのは、導入後に必要なカスタマイズと管理範囲、無料から始めるときの条件、そして上位プランへ広げるときの費用構造です。

Salesforce Sales Cloud

こんな人に

項目、オブジェクト、フロー、アクセス権限を調整し、上位エディションや追加製品へ段階的に拡張したい

HubSpot Sales Hub

こんな人に

無料CRMを入口に、Smart CRM上で見込み客対応、商談、営業活動、自動化を段階的に追加したい

Zoho CRM

こんな人に

標準モジュールを中心に運用し、Zoho製品群との接続も含めてエディションごとに機能と上限を広げたい

3製品の全体像

比較項目Salesforce Sales CloudHubSpot Sales HubZoho CRM
製品の中心リード、取引先、担当者、商談、活動を管理する営業CRMSmart CRM上で見込み客対応、商談、活動、自動化を管理するSales製品顧客、見込み客、商談、活動を管理するクラウドCRM
商談の管理Opportunityの段階、金額、確度で追跡Deal pipelineとstageで追跡Deals、stage、pipelineで追跡
活動の記録タスク、イベント、メールなどを顧客や商談に関連付けるメール、通話、ミーティング、タスクなどをCRMレコードに記録Tasks、Calls、Meetings、Emailsを顧客や商談に関連付ける
運用設定項目、オブジェクト、アプリ、フローと、権限・共有を設計パイプライン、プロパティ、オブジェクトと、ユーザー権限・チームを設定モジュール、項目、レイアウトなどと、プロファイル・ロール・共有を設定

CRMでは、同じ意味に見えるデータでも製品ごとに名称が異なります。Salesforce Sales CloudのOpportunity、HubSpot Sales HubのDeal、Zoho CRMのDealsは、それぞれの製品で商談を管理する中心的なレコードです。既存データを移す場合は、名称だけでなく、顧客、担当者、商談の関係がどう対応するかを確認する必要があります。

顧客データと商談管理の違い

Salesforce Sales Cloudは、Lead、Account、Contact、Opportunity、Activityを中心に営業データを組み立てます。Opportunityの段階に加え、金額や確度を使って商談とパイプライン(案件の流れ)を追跡します。営業の業務や権限が細かく分かれる場合は、必要な項目やオブジェクト、共有範囲をどう設計するかが導入時の焦点になります。

HubSpot Sales Hubは、Contact、Company、Lead、Deal、ActivityなどをSmart CRM上で関連付けます。Deal pipelineとstageを使うため、比較時は必要なパイプライン数と運用機能が対象エディション(プランの種類)に含まれるかを見ます。無料CRMから始めても、自動化、レポート、パイプラインなどにはエディション別の上限があります。

Zoho CRMは、Leads、Accounts、Contacts、Deals、Activitiesなどの標準モジュールが中心です。Dealsとstage、pipelineで商談を追い、モジュールや項目、レイアウトなどを設定できます。カスタマイズや自動化、APIの範囲はエディションで異なるため、現在必要な機能だけでなく、後から追加したい運用も含めてプランを見ると選びやすくなります。

営業活動と自動化の違い

3製品とも、商談の状態と、顧客に対して行った活動を関連付けて管理できます。商談の段階だけでなく、次回タスクやミーティングの記録を結び付けることで、商談の進捗と日々の行動を分けて確認できるわけです。

自動化の範囲はプラン次第です。Salesforce Sales Cloudはリード振り分けやSales Flowsなど、HubSpot Sales Hubはシーケンス、ワークフロー、リード管理など、Zoho CRMはWorkflow、Blueprint、assignment、scoringなどを用意しています。機能名の数で比べるより、「商談の段階が変わったら次の担当者へ作業を渡す」といった自社の流れを書き出し、対象プランの範囲で実現できるかを確認するほうが実用的です。

レポート、ダッシュボード、予測もエディションによって範囲や上限が変わります。必要な画面や指標を先に決めてから、それを作れるエディションを照合してください。

管理方法と拡張の考え方

Salesforce Sales Cloudは、項目やオブジェクトに加え、アプリやフローを構成できます。プロファイル、権限セット、共有設定を使うアクセス設計も比較の対象です。役割ごとに閲覧・編集範囲を分けたい場合は、必要なエディションと設定範囲を確認します。

HubSpot Sales Hubは、パイプライン、プロパティ、オブジェクトなどを設定できます。ユーザー権限やチーム管理をどこまで使えるかはエディションによって異なります。無料から始めるときも、将来必要なパイプライン数や管理機能を見越しておくと、プラン変更を判断しやすくなります。

Zoho CRMは、モジュール、項目、レイアウト、カスタム関数などを構成できます。プロファイル、ロール、共有によるアクセス管理も行えます。どちらも上限はエディションに依存するため、現在の人数だけでなく、将来の設定範囲も確認対象です。

外部連携は、Salesforce Sales CloudがAppExchangeと各種API、HubSpot Sales HubがApp Marketplace、公開API、Webhook、Zoho CRMがMarketplace連携とZoho CRM APIを提供しています。ただし、連携数や移行の難しさについては、これらの有無だけで順位付けできません。必要な外部サービス、対象データ、契約エディションを個別に照合する必要があります。

料金構造の違い

比較の条件をそろえるため、以下はGLOBAL向け公式料金表の米ドル表示です。「seat」は有料機能を使う利用者枚数の課金単位として確認します。

項目Salesforce Sales CloudHubSpot Sales HubZoho CRM
課金単位基本はユーザー単位。Starterは月払いまたは年払い、Pro以上は年契約表示が中心基本はseat単位。HubSpot Creditsや追加seatなど、seat以外の費用条件もあるユーザー単位で、月払いと年払いの表示がある
無料の入口Free Suite: $0Free: $0Free: $0
最安有料Starter Suite: $25/ユーザー/月Starter: $7/seat/月Standard: $14/ユーザー/月
チーム向けStarter Suite: $25/ユーザー/月Starter: $7/seat/月Standard: $14/ユーザー/月
大規模Agentforce 1 Sales: $550/ユーザー/月Enterprise: $150/seat/月Ultimate: $52/ユーザー/月

注意

料金は2026年7月22日確認時点のGLOBAL向け公式表示です。割引、税、通貨、契約周期、追加機能の条件を公開前に再確認してください。HubSpot Sales Hubは追加seatやCreditsに加え、Professionalに$1,500、Enterpriseに$3,500の必須onboarding表示があります。

無料の入口は3製品ともありますが、条件は同じではありません。Zoho CRMのFreeは3ユーザーまでです。HubSpot Sales Hubは無料枠や自動化、レポート、パイプラインなどにエディション別の上限があります。Salesforce Sales Cloudも、高度な予測、API、AI、収益管理などはエディションまたは追加機能の条件を確認する必要があります。表の最初の金額だけでなく、必要な人数と機能、追加費用を含めた構成で比較してください。

用途別の選び方

Salesforce Sales Cloudが候補になる場合

営業データの項目やオブジェクトを自社の運用に合わせ、フローや権限、共有範囲も設計したい場合の候補です。予測、収益管理、AIなどへ広げるなら、それぞれが含まれるエディションや追加製品を分けて見積もります。

HubSpot Sales Hubが候補になる場合

Smart CRM上で見込み客対応、商談、活動、営業自動化をまとめ、無料CRMからエディションごとに機能を追加したい場合の候補です。必要なseat数だけでなく、追加seat、Credits、onboarding、パイプラインや自動化の上限まで含めて選びます。

Zoho CRMが候補になる場合

Leads、Accounts、Contacts、Deals、Activitiesなどの標準モジュールを中心に営業を管理し、Zoho製品群との接続も考える場合の候補です。Freeは3ユーザーまでです。将来、ワークフロー、ブループリント、カスタム関数などが必要になるなら、対象エディションと上限を確認します。

確認しておきたいこと

見込み客、企業、担当者、商談、活動の現在の管理項目を、対象製品のレコードに対応させられるか。
自動化したい営業フローと必要なレポートが、候補エディションの範囲に入っているか。
利用者数だけでなく、契約周期、必須の初期導入費用、追加機能やクレジットを含めた総額を試算したか。

よくある質問

Q.3製品とも無料で始められる?

A.各製品に無料の入口があります。ただし、対象機能や上限は同じではありません。Zoho CRMのFreeは3ユーザーまでで、HubSpot Sales HubとSalesforce Sales Cloudも必要な機能のプラン条件を確認する必要があります。

Q.初期費用は月額だけを見ればいい?

A.月額だけでは足りません。契約周期、利用者数、追加機能を含めて比較します。HubSpot Sales HubのProfessionalとEnterpriseには、GLOBAL向け公式料金表で必須onboarding費用も表示されています。

Q.カスタマイズで選ぶときは何を比べる?

A.名称だけでなく、必要なデータ項目、商談の段階、自動化の条件、閲覧・編集権限を列挙し、対象エディションで実現できるかを比べます。

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出典

確認日: 2026-07-22(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Salesforce Sales Cloud

HubSpot Sales Hub

Zoho CRM