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Odoo CRM・Zoho CRMの違いを比較!連携環境と運用で選ぶ

読む目安 約5分 更新日 2026-07-22 Odoo CRM Zoho CRM

Odoo CRMとZoho CRMは、どちらも顧客情報や商談、営業活動をまとめて管理できるCRMです。ただし、周辺製品とのつながり方と、運用を細かく調整する方法には違いがあります。CRMをほかの業務にも広げたいのか、CRM内の機能を段階的に増やしたいのかを考えると選びやすくなります。

結論を先に

Odoo CRMは、CRMをOdooのほかの業務アプリと組み合わせて使いたい場合に候補になります。Zoho CRMは、顧客・商談・活動を標準モジュールで管理し、エディションに応じて自動化やカスタマイズを広げたい場合に検討しやすい製品です。

Odoo CRM

こんな人に

CRMから販売や請求などOdoo内の業務へつなげたい

Zoho CRM

こんな人に

CRMのエディションを選び、営業管理を段階的に拡張したい

Odoo CRMとZoho CRMの違い

最初に、製品範囲と日々の運用に関わる違いを整理します。

比較項目Odoo CRMZoho CRM
製品範囲Odooの業務アプリ群に含まれるCRMアプリZoho製品群とも接続できるクラウドCRM
顧客・営業データContacts、Leads、Opportunities、ActivitiesLeads、Accounts、Contacts、Deals、Activities
商談管理Opportunityをカンバン形式のステージで管理Deals、ステージ、営業パイプラインで管理
営業活動電話、会議、メール、タスクなどを顧客や商談に関連付けるタスク、電話、会議、メールを顧客や商談に関連付ける
管理方法ユーザー、グループ、アクセス権、レコードルールを設計プロファイル、役割、共有設定などでアクセスを管理
連携環境Odooアプリ間の接続と外部連携を分けて考えるZoho製品群、Marketplace連携、Zoho CRM APIを利用できる

両製品とも、顧客や商談の記録と次の営業活動を結び付けられます。大きな分かれ目は、CRMの外側まで含めた製品構成です。Odoo CRMはOdooのアプリ群の一部であり、Zoho CRMはCRMのエディションを軸に機能と上限が広がります。

製品範囲はどう違うか

Odoo CRMでは、CRMを単独の箱として見るだけでなく、Odooのほかのアプリと組み合わせる前提を確認する必要があります。顧客や商談の情報をSalesやInvoicingなどへつなげられるため、営業後の業務もOdoo内で扱いたい場合に検討しやすい構成です。一方で、CRM本体とほかのアプリ、導入方式に関する費用や条件は分けて判断する必要があります。

Zoho CRMは、顧客、見込み客、商談、営業活動を管理するクラウドCRMです。FreeからStandard、Professional、Enterprise、Ultimateへとエディションが分かれ、機能や上限が変わります。Zoho製品群との接続も選択肢ですが、CRMの契約と周辺製品の契約を一つのものとして扱わないことが大切です。

顧客データと商談管理を比べる

Odoo CRMは、Contacts、Leads、Opportunities、Activitiesを中心にデータを扱います。商談にあたるOpportunityはカンバン形式のステージで管理し、進行状況を追います。たとえば、案件ごとに現在の段階を確認し、その案件に次の連絡予定を結び付ける運用が考えられます。

Zoho CRMでは、Leads、Accounts、Contacts、Deals、Activitiesなどの標準モジュールを使います。Dealsをステージや営業パイプラインで追うため、見込み客、企業、担当者、商談を分けて管理したい場合に構造を確認しやすくなっています。

名称は異なりますが、どちらも顧客データと商談進行を関連付けて扱えます。既存データを移す場合は、現在の顧客・企業・商談の項目が、各製品のどのレコードやモジュールに対応するかを先に確かめるとよいでしょう。

営業活動の管理を比べる

Odoo CRMでは、電話、会議、メール、タスクなどの活動を顧客や商談に関連付けます。Activity Planを使える範囲では、複数の活動を次の行動へつなげる運用もできます。

Zoho CRMでも、タスク、電話、会議、メールを顧客や商談に関連付けます。商談の段階だけでなく、誰がいつ何をするかを活動として残せます。

日々の営業記録については、機能名だけで比べるより、現在使っている「顧客への連絡」「会議」「次のタスク」をどの単位で登録したいかを試す方が実用的です。商談の一覧と活動履歴は別々に確認し、両方が必要な見え方になるかを確かめてください。

自動化と管理方法を比べる

Odoo CRMでは、自動化やActivity Plan、Studioの利用範囲がプランと導入方式により変わります。CustomプランではStudio、カスタムモジュール、外部APIを利用できる構成です。アクセス管理は、ユーザー、グループ、アクセス権、レコードルールを使って設計します。

Zoho CRMでは、Workflow、Blueprint、割り当て、スコアリングなどをエディションに応じて利用します。モジュール、項目、レイアウト、カスタム関数も構成できますが、利用上限はエディションによって異なります。アクセスはプロファイル、役割、共有設定などで管理します。

営業手順を製品内へ反映したい場合は、必要な自動化が存在するかだけでなく、選ぶプランやエディションで使えるかを確認してください。担当者ごとに閲覧範囲を分けたい場合は、現在の組織や権限の分け方を両製品で再現できるかも判断材料になります。

連携環境を比べる

Odoo CRMは、Odooアプリ同士の接続と外部サービスとの連携を分けて考える必要があります。外部APIはCustomプランの条件です。販売や請求などをOdooのアプリで運用する予定なら、CRMからどこまで同じ環境にまとめるかが選択の中心になります。

Zoho CRMでは、Zoho製品群との接続に加え、Marketplace連携とZoho CRM APIを利用できます。APIの上限はエディションと契約によって変わるため、外部システムとの接続を前提にする場合は、必要な連携方法と利用量を契約前に確認する必要があります。

移行についても見方が異なります。Odoo CRMでは入出力、アップグレードサービス、カスタムモジュールの互換性を導入方式に応じて確認します。Zoho CRMではCSVなどによる入出力や移行機能があり、モジュールの対応付けとデータ同士の関連付けが確認点です。

料金構造を比べる

両製品とも無料の入口がありますが、無料で使える範囲が異なります。Odoo CRMのOne App Freeは、Odoo Onlineで1アプリをユーザー数無制限で利用する構成です。Zoho CRMのFreeは3ユーザーまでです。有料利用はどちらもユーザー単位が基本ですが、Odooではホスティングや実装などを本体料金と分けて考える必要があります。

項目Odoo CRMZoho CRM
課金単位有料planはユーザー単位。Odoo.sh hosting、実装、保守等は別費用になり得るユーザー単位で、月払いと年払いの表示がある
無料の入口One App Free: $0Free: $0

注意

料金は2026年7月22日に確認した公式情報に基づくGLOBAL向けの比較です。割引、税、通貨、請求周期、契約条件、追加機能を公開前に公式料金ページで確認してください。Odoo.shのホスティング、実装、保守などはOdoo CRM本体と分けて見積もります。

無料から試す場合、Odoo CRMは「1アプリ」という範囲が自社の予定に合うか、Zoho CRMは3ユーザーという上限が試用人数に合うかを確認します。有料へ移る場合は、利用人数だけでなく、必要な自動化、カスタマイズ、APIが含まれるプランやエディションまでそろえて比べることが重要です。

どちらを選ぶか

Odoo CRMが候補になるのは、営業管理をOdooの販売や請求などへつなげ、同じアプリ群の中で業務範囲を広げたい場合です。選定時は、必要なアプリ、導入方式、Customプランが必要になる機能、実装やホスティングの費用を切り分けてください。

Zoho CRMが候補になるのは、CRMの標準モジュールを中心に始め、エディションに応じて自動化、カスタマイズ、アクセス管理を広げたい場合です。無料利用を考えるなら人数上限を、有料利用を考えるなら必要な機能とエディションの対応を確認します。

どちらか一方を機能数だけで選ぶのではなく、CRMの周辺をどの製品環境で構成するか、誰がどのデータを管理するか、営業手順をどこまで製品内へ組み込むかを基準にすると判断しやすくなります。

確認しておきたいこと

販売や請求など、CRMの外側でつなげたい業務は何か
無料利用または有料契約で、実際に使う人数と必要な機能を満たせるか
現在の顧客・企業・商談データと担当者別の閲覧範囲を移行できるか

よくある質問

Q.無料で使い始められる?

A.どちらにも無料の入口があります。Odoo CRMのOne App FreeはOdoo Onlineの1アプリをユーザー数無制限で使う構成です。Zoho CRMのFreeは3ユーザーまでです。周辺アプリや必要な機能まで無料範囲に含まれるかは分けて確認してください。

Q.外部システムと連携できる?

A.Odoo CRMの外部APIはCustomプランの条件です。Zoho CRMはMarketplace連携とAPIを利用できますが、API上限はエディションと契約の確認が必要です。接続したいシステムと利用量を決めてから、該当する契約を比べてください。

Q.営業手順を自動化するならどちら?

A.Odoo CRMには自動化やActivity Planがあり、Zoho CRMにはWorkflowやBlueprintなどがあります。ただし、いずれも利用範囲がプランやエディションに依存します。必要な手順を具体化し、その手順を使える契約を比較するのが確実です。

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出典

確認日: 2026-07-22(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

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